クマ駆除に抗議200件超、自治体が疲弊「命守る行為なのに」
kazuko
人に危害を加えたクマの駆除に対し、対応した自治体や関係機関に抗議や苦情が殺到しています。北海道福島町では、町役場や北海道庁に計200件を超える連絡が寄せられ、その中には「クマ殺し」「無能集団」といった感情的な誹謗中傷も含まれていました。中には1件の電話が2時間以上にも及ぶものもあり、担当者の精神的・業務的負担は深刻です。
自治体側は、「人命を守るためのやむを得ない措置」であったことを強調していますが、こうした事情を無視した一方的な抗議は、行政機能の妨害につながりかねません。
実際、昨年の秋田県でも同様のケースがあり、スーパーに侵入したクマの駆除に対して苦情が殺到。当時の佐竹知事は議会で「クマを送る」と皮肉交じりに返答するほど、自治体側の疲弊が顕在化していました。
こうした状況を受け、環境省の浅尾慶一郎環境相も記者会見で「抗議は職員やハンターを萎縮させ、新たな事故につながる可能性がある」と警鐘を鳴らし、冷静な対応を呼びかけています。
記事のまとめ▼
- 北海道福島町で人に危害を加えたクマを駆除した際、役場や道庁に200件以上の苦情が寄せられた。
- 苦情は「クマ殺し」「無能集団」など誹謗中傷を含むものが多く、電話1本で2時間以上かかる例も。
- 苦情の対応に職員が疲弊、自治体業務の妨げになっている。
- 秋田県でも同様の事例があり、元知事が「クマを送る」と苦言を呈したことが話題に。
- 浅尾環境相は「苦情が職員やハンターを萎縮させ、事故の要因になりかねない」として抗議の“自粛”を呼びかけた。
参照:産経ニュース
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Xの反応

苦情を言う人は頭の中がお花畑なの?

命に関わる緊急対応をしてくれた自治体や職員に対して、感情的な非難をぶつけるだけで何の建設的な提案もない。現場の人たちがどれだけ大変な思いをして、命がけで対応してくれているのかを想像する力がない。バカどもめ。
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