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「唐揚げ1個」に批判殺到、福岡市が学校給食を全面見直しへ ― 見た目・満足感・地元食材に配慮

「唐揚げ1個」に批判殺到、福岡市が学校給食を全面見直しへ ― 見た目・満足感・地元食材に配慮
kazuko

福岡市の小学校で出された給食の「主菜が唐揚げ1個だけ」という献立がSNSで拡散され、「育ち盛りの子どもにこの量は少なすぎる」「見た目があまりに寂しい」といった批判が相次ぎました。これを受け、福岡市教育委員会は学校給食の内容について見直しを行うため、外部有識者を交えた検討会を設置する方針を発表しました。

検討会では、栄養バランスだけでなく、子どもたちが「食べたい」と思えるようなメニュー構成や、見た目・満足感にも配慮した給食の在り方が議論される予定です。また、地元の食材を積極的に使った“地産地消”型のメニュー開発も視野に入れられています。

今回の給食について、市教委は「栄養価の基準は満たしていた」としつつも、「器の大きさに対して唐揚げが一つしかなかったことで、相対的に貧弱に見えてしまった」と説明。市側も“見た目”の重要性を認識し、改善の必要性を認めています。

また、近年の物価高によって、1食あたりの給食原価は10年前より約20%上昇しています。にもかかわらず、保護者から徴収する給食費は10年間据え置かれており、市がその差額を補填している状況です。現在、その補填額は年間で約12億円にまで膨らんでいます。

こうした背景の中で、福岡市は2024年度第2学期以降、市立小中学校の給食費を無償化する方針を決定。高島市長は「ピンチをチャンスに変える」として、子どもたちが毎日の給食を楽しみにできるような“魅力ある給食づくり”に取り組んでいく意向を示しました。

記事のまとめ▼

  • 小学校給食で「唐揚げ1個のみ」の献立がSNSで批判される
  • 福岡市教委が外部有識者とともに給食の見直しを実施へ
  • 検討会では、見た目や満足感、地元食材の活用も議題に
  • 市教委は「栄養基準は満たしていたが、見た目に課題があった」と説明
  • 原材料費の高騰で1食あたりのコストは10年で約20%増
  • 保護者負担は据え置きで、市が12億円を補填
  • 2024年度第2学期以降、給食費を無償化へ
  • 高島市長「子どもが楽しみにする給食を目指す」と発言

参照:Yahoo!ニュース

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Xの反応

器の大きさに対して唐揚げが一つしかなかったことで、相対的に貧弱に見えてしまったってそもそもから揚げ一つに疑問を持たないこと自体がおかしいのでは?

パルス健太
パルス健太

正直、こども家庭庁って何やってるのか実感が湧かない…。少子化対策って本当に進んでるのかな?制度作るだけじゃなくて、ちゃんと現場の声を聞いてほしい。

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パルス健太
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