上田晋也の発言「今のリハだから」「日本列島が引いてます」に一部視聴者が違和感

24時間テレビ48(日本テレビ系)の総合司会を務めた上田晋也(くりぃむしちゅー)に対して、一部視聴者から「番組にふさわしくなかったのでは」との声が上がっている。きっかけとなったのは、氷川きよしの歌唱後に放った「今のリハだから」という冗談や、チャレンジ企画に失敗した宮川大輔に対する「日本列島が引いております」というツッコミ。いずれも上田らしいイジり芸だが、感動を主軸とする番組においては場違いに映った視聴者もいたようだ。
上田の芸風は、相手が誰であっても臆せずツッコミを入れ、笑いに変えるスタイル。「相手に失礼と思われてもいい」という覚悟を持って臨んでいると過去のインタビューでも語っている。しかしその姿勢が、視聴者との「温度差」として浮き彫りになったのが今回の放送だった。
本人は総合司会の仕事について「オファーが来たからやっている」と語り、番組に深い思い入れを持っているわけではないとされる。その飄々としたスタンスは、熱量や一体感を求める24時間テレビの視聴者層とは対照的だったともいえる。
もっとも、昨今の24時間テレビでは「誰が出ても叩かれる」「何をしても賛否が出る」という傾向が強く、出演者への風当たりが年々厳しくなっているのも事実だ。上田の芸風そのものが問題というより、視聴者側の“期待と許容のギャップ”があらゆる局面で表面化しているのかもしれない。
毎年大きな注目を集めるチャリティー番組であるがゆえに、求められる司会像や演出バランスも揺れ動くなか、今後のキャスティングや番組作りにはいっそうの慎重さが求められることになりそうだ。
記事のまとめ▼
- 2025年の『24時間テレビ48』で総合司会を務めた上田晋也(くりぃむしちゅー)に対し、一部視聴者から「ふさわしくなかった」との声。
- 問題視されたのは、氷川きよしの歌唱後の「今のリハだから」発言や、チャレンジ失敗後の「日本列島が引いてます」などの“イジり”。
- 上田の芸風は「失礼なツッコミ」で知られ、あえて相手を笑いで崩すスタイルが長年の持ち味。
- だが、『24時間テレビ』のように“感動・共感”が求められる番組との相性に疑問の声も。
- 上田自身は「番組に合わせて自分を変えるタイプではない」「オファーがあったからやるだけ」と語っており、強い思い入れはない。
- 視聴者との間に“番組イメージ”と“芸風”のズレがあったことが、不評の一因と見られる。
- 近年、『24時間テレビ』では誰が何をやっても批判される風潮が強まり、出演者側の負担も大きくなっている。
参照:Yahoo!ニュース
Xの反応

上田さんのツッコミって昔から「ちょっと失礼だけど笑える」ってタイプだから、いつものファンには違和感ないけど、普段見ない層には刺激が強かったかも。

バラエティでは定番のツッコミでも、24時間テレビみたいに真面目よりの番組だと空気が違うのかな。





