河野太郎氏、年金改革の持論を展開 「基礎年金は税方式、3号制度は段階的廃止」
kazuko
2025年4月24日、自民党の河野太郎前デジタル大臣は、BS11「報道ライブ インサイドOUT」に出演し、日本の年金制度に対する抜本的な改革案を示しました。河野氏は、現在の年金制度について「極めて複雑怪奇」であり、「理解できないものは信頼されない」と問題点を指摘。制度をよりわかりやすく、納得感のあるものに変えていく必要があると強調しました。
具体的には、以下の3つの改革案を提案しました。
- 基礎年金(1階部分)を税金で賄う税方式に移行すること。
→ 低所得者への最低保障を実現するには税方式しかないと主張。 - 厚生年金(2階部分)を積み立て方式に変更すること。
→ 少子高齢化時代においては、自ら積み立てた資金を財源にする仕組みが最も安定すると説明。 - 第3号被保険者制度(主に専業主婦が対象)を段階的に廃止すること。
→ 保険料を支払わずに年金を受給できる現在の仕組みは、働く人々、特にシングルマザーに不公平であり、負担の平等を目指すべきと訴えました。
また、所得制限による「130万円の壁」についても言及し、「壁を引き上げても結局また壁ができる。ならば、すべての人が保険料を負担する仕組みにすれば、自由に働ける」と提案。特別な事情(産休・育休・難病など)に対しては、保険料を免除する仕組みをあわせて整備すべきだと述べました。
河野氏は、これらの改革を急激に進めるのではなく、時間をかけて段階的に移行すべきとの考えも強調。現状のままでは次世代にツケを回すことになるとの危機感をにじませながら、年金制度の公平性と持続可能性を高める改革の必要性を訴えました。
記事のまとめ▼
- 河野太郎氏がBS11番組で年金制度改革の持論を語った。
- 改革案は「①基礎年金の税方式化」「②厚生年金の積み立て方式化」「③第3号被保険者制度の廃止」。
- 現行制度は「複雑怪奇」であり、誰もが理解できる仕組みへの抜本改革が必要と主張。
- 第3号制度(専業主婦年金)について、「負担の公平性に欠ける」とし段階的な廃止を提案。
- 産休・育休・病気など特別な事情がある場合は保険料免除の仕組みを作るべきとも指摘。
参照:Yahoo!ニュース
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Xの反応

専業主婦が「余裕ある」って…
さすが年収何千万もらってる政治家の視点は違いますね。
本当に庶民の生活、見えてますか?

専業主婦って、家のことも子育ても全部引き受けてるのに、「余裕ある」って一体どこの話?
政治家には、現実の重さなんてきっとわからないんだろうな。
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