20年ぶりの市長交代 三浦市長選で新人・出口嘉一氏が現職破る
kazuko
2025年6月15日に行われた神奈川県三浦市の市長選挙で、無所属新人の元会社員・出口嘉一氏(43)が初当選を果たしました。これにより、6選を目指した現職の吉田英男氏(69)は敗北。三浦市では実に20年ぶりの市長交代となりました。
吉田氏は自民党の推薦に加え、公明党横須賀総支部の支援も受けるなど、いわゆる“自公体制”での選挙戦に挑みました。吉田氏のこれまでの市政は2005年から続く長期政権であり、過去には3回も無投票で再選を果たしてきました。しかし今回は、有権者の間で「多選による停滞」や「市政の閉塞感」への不満が高まり、出口氏が「市政刷新」や「開かれた市政」を掲げて支持を集めました。
三浦市は、自民党の小泉進次郎農林水産大臣の地盤でもある神奈川11区に位置しています。今回の選挙結果は、地域の有権者が“自公体制による現状維持”ではなく、“変化と新しい風”を求めた意思表示とも言えるでしょう。
また、これまで低調だった投票率も、今回は44.00%と前回(2017年)より5.10ポイント上昇し、有権者の関心の高まりを反映しています。もう一人の候補者である無所属の秋葉俊二氏(56)は票を伸ばせず、出口氏と吉田氏の事実上の一騎打ちとなりました。
記事のまとめ▼
- 三浦市長選で新人・出口嘉一氏が現職・吉田英男氏を破り初当選。
- 市長交代は20年ぶり。吉田氏は自公の支援を受けていたが、多選批判が逆風に。
- 出口氏は「市政の閉塞感」と「市の衰退」を問題視し、改革を訴えて支持を集めた。
- 投票率は44.00%で前回より上昇し、有権者の関心が高まった選挙となった。
- 結果は、小泉進次郎氏の地盤でもある三浦市での政局にも一定の影響を及ぼす可能性がある。
参照:日本経済新聞
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Xの反応

自民党を支持する人達が目に見えて減ってきたね!

今の政権って“国民が望んでない政策”ばっかり推し進めてる気がする。そりゃ支持も離れるよね!
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