ネパール館、万博開幕10日経ても未開館 費用未払いで工事停止中も出展意向は維持

2025年の大阪・関西万博が開幕してから10日が経過しましたが、一部の海外パビリオンが依然として開館していない状況が続いています。中でもネパール館は、2024年8月に着工したものの、2025年1月以降、工事が完全にストップしており、現時点で再開の目処が立っていません。
複数の関係者によると、工事停止の主な理由は、ネパール政府側から建設会社への工事費の一部が支払われていないことにあるといいます。万博協会や建設会社が繰り返し確認を行ったものの、ネパール側は「期日までに支払う」との返答をしつつ、実際には期日を過ぎても支払いが実行されず、状況が長引いています。
万博協会の関係者によれば、ネパール側は「本国の都合で支払いが難しくなった」と説明しており、国内事情が影響していることがうかがえます。ただし、ネパールは万博への出展意欲を引き続き表明しており、協会側も対応を模索している最中です。一方で、ネパール大使館は「現時点では回答できない」としてコメントを控えています。
なお、ネパール館だけでなく、インド、ベトナム、ブルネイといった他の国々のパビリオンも同様に未開館の状態にあり、国際的なイベント運営の難しさが浮き彫りとなっています。
経済的理由や各国の事情により万博準備が思うように進まない国もあるなか、主催者側としても柔軟な対応と早急な調整が求められています。今後、万博期間中にネパール館が開館できるのか、注目が集まります。
記事のまとめ▼
- 大阪・関西万博でネパール館がいまだ開館していない。
- ネパールは自前でパビリオンを建設する国のひとつ。
- 昨年8月に工事が始まったが、今年1月から工事が完全に停止。
- 理由は、建設会社への費用の一部が未払いのため。
- 万博協会や建設会社が複数回確認したが、期日までに支払いが行われなかった。
- ネパール側は「本国の都合で支払えない」と説明。
- 現時点で工事再開のめどは立っていない。
- それでもネパール側は出展の意向を示している。
- ネパール大使館は現時点でのコメントを控えている。
- インド、ベトナム、ブルネイのパビリオンも未開館のまま。
参照:Yahoo!ニュース
Xの反応

今のこの時世、万博に対する批判は多いけれど、盛り上がっている人もたくさんいるよね。

今のこの時世、万博に対する批判もたくさん聞こえるけれど、一方でちゃんと楽しみにしている人や、現地で盛り上がってる人もいるようだな。せっかく世界中から集まってるイベントだから、いいところも悪いところも冷静に見つめていきたい。





