千原せいじ「いじめられっ子発言」が招いた番組終了の余波とは

お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじが出演していたKBS京都のレギュラー番組『大雲・せいじの坊僧ラジオ』が、8月31日の放送をもって突如終了することが発表された。視聴者には唐突にも思えるこの決定の背景には、彼の“ある発言”が影を落としているとみられている。
問題視されているのは、7月に公開されたYouTube動画内での発言だ。埼玉県戸田市の市議・河合ゆうすけ氏と「外国人問題」について意見を交わす中で、せいじは「おまえ、いじめられっ子やったやろ?」と繰り返し発言。笑いながら相手を揶揄するような言葉にネット上では批判が殺到し、動画は大炎上。以後、せいじはYouTubeやSNSの更新を一切停止している。
終了する『坊僧ラジオ』は、実在の住職・三木大雲氏との坊僧コンビによる人生相談番組で、仏教的教えとユーモアを交えて視聴者に寄り添う構成が特徴だった。実際、一度終了後もリスナーの要望で今年1月に復活したばかり。そんな人気番組が打ち切られるに至った背景には、番組のコンセプトとせいじの発言内容との大きな乖離があったと考えられる。
KBS京都側は「複合的な要因による判断」と説明し、発言の影響だけを否定したものの、8月23日に開催された番組イベント後に終了を発表したタイミングからも、慎重な対応がうかがえる。
現在も沈黙を続けるせいじに対し、SNSでは厳しい声が相次いでいる。テレビ番組での姿にも反感を覚える視聴者は少なくなく、芸人として、あるいは僧侶としての活動の今後に深刻な影を落としているのは間違いない。時に言葉は人を笑わせ、また時に深く傷つける。多くの人の信頼を得て活動する“坊僧”としての立場を、自らの発言で揺るがせてしまった今、彼に必要なのは、沈黙ではなく「誠意ある言葉」かもしれない。
記事のまとめ▼
- 千原せいじが出演するKBS京都ラジオ『大雲・せいじの坊僧ラジオ』が8月31日で突然終了すると発表。
- 終了発表はわずか1週間前、番組イベント直後に行われ唐突感があった。
- 終了の背景には、7月に自身のYouTubeチャンネルで戸田市議・河合ゆうすけ氏に対し「いじめられっ子やったやろ」と嘲笑する発言が炎上した件があるとされる。
- 番組は元々仏教や人生相談をテーマにしており、リスナー層との価値観との乖離が問題視された可能性。
- テレビ局やラジオ局は「さまざまな要因の一つ」として発言の影響を否定しきらない一方で、イベント日程などの都合も終了時期に影響したと説明。
- YouTubeやSNSでの活動も騒動以降停止、テレビ出演にも視聴者から否定的な声が出ている。
- 今後のメディア出演や芸能活動にも影を落とす可能性が高い。
参照:Yahoo!ニュース
Xの反応

番組側は「発言が理由ではない」としてるけど、炎上後にSNS更新も止まってるし、タイミング的にやっぱり関係はあると思うなあ。

「お前いじめられっ子やろ?」って発言、笑いにしていい話じゃないよね…。ラジオが終わったのも当然の結果だと思う。





