政府がオートロック解錠システム導入検討 置き配不在多発に対応も賛否の声
kazuko
ネット通販の拡大とともに宅配便の需要が高まる中、配達先の不在や置き配の制限が配達員に大きな負担を与えている。こうした課題に対応するため、政府は「配達員によるオートロックの解錠」を制度化する方針を検討しており、早ければ2026年度の導入を視野に入れている。
神奈川県内での密着取材では、7件の配達先のうち4件が不在で、置き配が可能だったのはわずか1件のみ。配達員の体力的・時間的負担が浮き彫りとなった。これに対し、国土交通省はマンション管理組合などの合意を前提としたセキュリティ重視の仕組みとして、限定的な解錠システムの導入を模索している。
一方で、街の声は二分している。「便利で助かる」と歓迎する声もあるが、「誰でも入って来られそうで不安」といった防犯面の懸念も根強い。特に9月に神戸市で発生した、オートロックの“すり抜け”による殺人事件が記憶に新しく、制度導入には慎重な意見も多い。
すでに一部のマンションでは、スマートフォン連携の映像確認や、配達員に限定的な権限を与える形での開錠システムが運用されている。今後、利便性と安全性のバランスをどう取るかが制度設計の焦点となりそうだ。
記事のまとめ▼
- ネット通販の普及で宅配便の量が増える中、配達先の不在や置き配不可が多く、物流の負担が深刻化している。
- 神奈川県での密着取材では、7軒中4軒が不在、置き配できたのは1軒のみという現状。
- 政府は**「配達員によるオートロックの解錠」制度の導入を検討中**で、2026年度にも実施を目指す。
- 国土交通省は「マンション管理組合の合意が前提」であり、配達員が自由に開錠できるわけではないと強調。
- 街の声は賛否分かれており、「便利」「助かる」という声もあれば、「防犯が不安」「勝手に入ってくるのは怖い」との声も。
- 9月には神戸市でオートロックすり抜けによる殺人事件も起きており、安全対策が課題。
- 一部のマンションではすでに、権限付きの開錠やスマホと連動した監視付きシステムが導入されている。
参照:Yahoo!ニュース
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Xの反応

正直、こんな仕組みが広まったら犯罪が増える未来しか見えない。
オートロックの意味がなくなるし、「宅配業者を装った不審者」が入ってくる口実にもなりかねない。
便利さばかり優先して、住民の安全が後回しにされてる気がして不安しかない。

防犯が大前提って言うけど、実際にすり抜けて事件が起きたばかりなのに、よくこんな案が出てくるなと思う。
「便利だからOK」で突き進んだ結果、取り返しのつかない犯罪が増えるんじゃないか。
政府は責任取れるの?
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