従業員の退職で倒産急増、2025年も不安定な展望

kazuko
2024年、日本では従業員が退職することが直接的または間接的に原因で事業を断念した倒産が過去最多を更新しました。帝国データバンクによると、人手不足による倒産は342件あり、そのうち「従業員退職型」の倒産が87件にのぼりました。これは前年の67件から約30%増加しており、2019年の71件をも上回る数です。
特に影響を受けているのはサービス業で、全体の約36%を占める31件が報告されました。これに続くのは建設業の18件、製造業と運輸・通信業が初めて年間10件を超えるなど、各業界で深刻な影響が見られます。主な原因は、重要な役割を担う従業員の退職により、事業の継続が困難になるケースが増えていることです。
この問題は、長期化する物価上昇とそれに伴う従業員の賃上げ要求の強まりが背景にあります。賃上げを実施できる企業とできない企業との間で、対応の二極化が進んでおり、「無い袖は振れない」状態の中小企業が特に厳しい状況に置かれています。これにより、賃上げが難しく、従業員が退職してしまう「賃上げ難倒産」のリスクが増加しており、2025年にはさらなる倒産の増加が予想されています。
記事のまとめ▼
- 2024年に人手不足による倒産が342件あり、「従業員退職型」が87件で過去最多。
- サービス業が最も多く、建設業、製造業、運輸・通信業も深刻。
- 物価上昇が長期化し、賃上げを求める従業員が増加。
- 賃上げができる企業とできない企業の間で対応の二極化。
- 「賃上げ難倒産」のリスクが増加し、2025年には倒産がさらに増加する可能性。
参照:Yahoo!ニュース
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Xの反応

今企業からの負担はめちゃくちゃ大きいよね、、

消費者の可処分所得の低下が消費を抑制し、それが企業の売上減少に直結してると思う。結果として、賃上げが困難な状況に追い込まれる企業が増え、従業員の退職を招く悪循環が生まれているかもしれない。国が積極的な減税や他の財政策を講じずに単に「賃金を上げろ」と指示するだけでは、根本的な解決には至らず、問題はさらに複雑化する一方な気がするな。

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