日本人が貧乏に?1000円の壁を乗り越える具なしラーメンの波

近年、物価の高騰に伴い、1000円を超えるラーメンの価格が普通になりつつありますが、その中で「具なしラーメン」という新たな選択肢が人気を集めています。具材を省略することでコストを抑え、より多くの顧客に手軽に楽しんでもらおうという試みです。
東京・世田谷区にある「らーめんMAIKAGURA」では、柚子塩ラーメンという高価格メニューがありますが、具なしの「かけそば」が880円で提供されており、多くの顧客に支持されています。この料理は、シンプルながらも店の味の本質を楽しむことができると評価されています。さらに、具材なしの選択肢は、他のメニューと比較して安価であるため、物価高の現在、客からの注文が増えているとのこと。
同様に、人気中華チェーン「ぎょうざの満州」でも、具を省いた400円の「素ラーメン・しょうゆ」が好評で、これもまた多くの顧客に選ばれています。さらに、コンビニエンスストアチェーンのローソンでも、具材を省いたカップ麺が売れ行きを伸ばしています。
このトレンドについて、第一生命経済研究所の首席エコノミスト、永濱利廣氏は、原材料費や人件費の高騰による価格の抑制としての具なしラーメンが市場に注目されていると述べています。節約志向や健康志向の高まりが具なし商品の市場拡大を後押ししているとも指摘しています。
記事のまとめ▼
- 物価高騰により1000円超えのラーメンが普通になる中、具なしラーメンが人気を集めている。
- 具なしラーメンは、原価を抑えつつも、ラーメンの基本的な味わいを提供。
- 東京の「らーめんMAIKAGURA」や「ぎょうざの満州」では具なしラーメンが好評。
- コンビニチェーンのローソンでも具なしカップ麺の売上が好調。
- 節約志向と健康志向が具なしラーメンの人気を後押ししている。
参照:Yahoo!ニュース
Xの反応

本質はそこじゃないよね?日本人が貧乏になっているだけじゃないの、、

具なしラーメンの人気が高まっていることを単なるトレンドとして扱うのは、問題の本質を見逃しているように思う。日本の多くの市民が経済的に厳しい状況に置かれていることの現れであり、食の選択肢を縮小せざるを得ない実態を示していると思う。具なしラーメンを食べたい人より、仕方なく具なしラーメンを食べている人の方が多いと思うよ。





