自維、議員定数削減で合意へ 自民譲歩、維新と政策協議大詰め
kazuko
自民党と日本維新の会が、連立を含む政権協力に向けた政策協議の中で、議員定数削減に関して大きな前進を見せている。維新が提示した政策12項目の中で最も重要視しているのが「国会議員の1割削減」という要求であり、自民党はこれに譲歩し、合意の方向で調整を進めている。
削減対象は、衆院定数465議席のうち50議席前後と見られ、特に比例代表枠の削減が焦点となっている。この背景には、維新側が「企業・団体献金廃止」をめぐる対立を避けつつ、自らの看板政策である“身を切る改革”を実現する意図があるとされる。
また、石破前首相の後継を選出する首相指名選挙では、維新が高市早苗総裁への投票を明言。これにより高市氏が次期首相に選出される可能性が高まっている。一方、維新は連立入りには慎重で、まずは閣外協力から連携を深める意向を示している。
この動きに対しては、比例削減による中小政党への影響が大きいため、共産、社民、公明などから強い反対の声も上がっている。特に公明党は少数意見の尊重を掲げ、比例制度の重要性を強調している。
政権の枠組みや最終的な法案の内容はまだ不透明ながら、自民と維新の接近は今後の政治地図を大きく塗り替える可能性を秘めている。
記事のまとめ▼
- 自民党は、日本維新の会との政策協議で、維新が求める議員定数削減を受け入れる方針を固めた。
- 維新の要求は、国会議員の1割削減を今秋の臨時国会で法案成立を目指すというもの。
- 削減の対象(衆議院・参議院、比例・選挙区)はこれから協議。20日までの合意を目指す。
- 自民は譲歩することで、維新を連立の枠組みに取り込む意向。維新は自民の高市総裁に支持を示す構え。
参照:Yahoo!ニュース
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Xの反応

議員定数の削減は国民の感覚とズレた国会の構造を変える一歩。ようやく本気で政治改革を進めようという姿勢が見えた。

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