「ポテチがまた減った…」湖池屋も“実質値上げ”の波に

スナック菓子でおなじみの湖池屋が、「ポテトチップス のり塩」など合計16品目について、内容量を減らす「実質値上げ」を発表しました。これは、2025年7月21日出荷分から順次適用される予定です。
たとえば、長年親しまれている定番商品「ポテトチップス のり塩」は、現行の60gから55gに減量されます。対象となる商品はこの他にも「カラムーチョ」や「スコーン」など、人気のスナックが含まれており、消費者にとっては日常的に手にするお菓子ばかりです。
この決定の背景には、原材料費・配送費・人件費といったあらゆるコストの上昇があります。企業としては品質や味を維持するために価格据え置きとしつつ、内容量を減らすことでコスト対応をせざるを得なかったとしています。
また、「小袋スティックカラムーチョ ホットチリ味」に関しては、33gから30gに減量し、価格の改定も行われる見込みです。一方、「ポリンキー あっさりコーン」や「スコーン やみつきバーベキュー」は現行商品の販売を終了し、容量を増やした新パッケージでの展開に切り替えると発表されました。
このような動きは食品業界全体に広がっており、いわゆる「ステルス値上げ」とも呼ばれる手法が常態化しています。消費者としては、中身が減っていることに気づかず購入してしまうケースも多く、実質的な負担増を感じる人も少なくありません。
湖池屋に限らず、今後も同様の動きが他のメーカーでも続く可能性があり、物価高騰の影響が日常のささいなところにまで広がっていることがうかがえます。
記事のまとめ▼
- 湖池屋がスナック16品目の減量を発表。2024年7月21日出荷分から適用
- 代表商品「ポテトチップス のり塩」は60g → 55gに
- 減量の理由は原材料・配送費・人件費などの高騰
- 一部商品では価格改定も実施
- 「ポリンキー」「スコーン」などは容量を増やし新パッケージで展開
- 食品業界全体で広がる“実質値上げ”の一環とみられる
参照:Yahoo!ニュース
Xの反応

実質値上げと一緒じゃん…食べたいものが満足に食べられない

内容量が減るって、結局のところ実質値上げと一緒だな。最近はどのお菓子もどんどん小さくなってて、気づいたら「もう終わり?」って感じ。楽しみに買っても、満足に食べられないから悲しいぜ…。政府は今の状況にもっと危機感を持ってほしいよな。庶民の楽しみの一つである「お菓子」さえ、心から満足に味わえない時代になってるんだから。賃金は上がらないのに物価ばかり上がって、生活のゆとりなんてどんどんなくなってる。せめて日常の小さな幸せくらいは守れるような、実感のある経済対策をしてほしいって本気で思う。





