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【草むらに注意！】マダニ感染症から身を守る正しい予防策とは
kazuko
アウトドアが楽しい季節になってきましたが、それと同時に私たちが注意すべき存在――「マダニ」の活動も活発になる時期です。近年、マダニが媒介するSFTS（重症熱性血小板減少症候群）や日本紅斑熱といった重篤な感染症が相次いで報告されており、特に高齢者などが重症化・死亡するケースもあります。
2024年には、全国でSFTSの感染者が120名、うち11名が亡くなるという深刻な事例が発生。静岡や鳥取でも新たな感染例が確認されるなど、決して遠い場所の話ではありません。
マダニは山林だけでなく、家庭菜園や公園、あぜ道など身近な草むらにも潜んでいます。また、小さくて目立ちにくく、刺されても痛みがほとんどないため、自分が被害に遭ったことに気づきにくいのが特徴です。
では、どうすれば感染リスクを減らせるのでしょうか？
まずは服装が重要です。
長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避けることが第一歩。首や足首など、服と肌のすき間になる部分はタオルや靴下で覆いましょう。特にズボンの裾を靴下の中に入れる「インソックス」は、マダニの侵入防止に効果的です。
また、明るい色の服を選ぶと、マダニの付着が見えやすくなり早期発見につながります。
次に、虫よけスプレーの使用も推奨されますが、汗で流れやすいため、数時間ごとに塗り直すことが大切です。スプレーを選ぶ際は、必ず「マダニにも効果がある」旨が明記されているか確認してください。
さらに、帰宅後の対策も見落とせません。
外で着ていた上着は家に入る前に脱ぎ、服にマダニが付着していないかチェックしましょう。できるだけ早くシャワーや入浴をして、皮膚に付着しているかもしれないマダニを洗い流すことも予防になります。
マダニは目に見えづらく、刺されても痛みを感じにくいことから、日常的にチェックする習慣を身につけることが最も有効な対策です。自分の体だけでなく、家族や同居人同士でお互いをチェックすることで、リスクをさらに減らせます。
小さな虫に見えても、油断は禁物。
日々のちょっとした対策が、命を守る大きな防御壁になるのです。これからの季節、草むらに入る際はマダニ対策を忘れずに、安心してレジャーや外作業を楽しみましょう。
記事のまとめ▼
- マダニは春から秋にかけて活発になり、重篤な感染症SFTSや日本紅斑熱を媒介する。
- 昨年（2024年）のSFTS感染者は全国で120人、うち11人が死亡と深刻な実態。
- マダニは草むらやあぜ道、住宅地の茂みなど身近な場所にも潜むため、注意が必要。
- 予防策は、①肌の露出を避ける服装、②虫除けスプレーの使用とこまめな塗り直し、③帰宅後の服・体のチェックとシャワー。
- 刺されても痛みを感じにくいため、自己確認＋家族でのチェックが有効。
参照：Yahoo!ニュース
マダニは小さくて見えにくいから目視確認、大事だよね！
マダニって小さすぎてホクロと見間違えるレベルだから、目視での確認ってめちゃくちゃ大事。
帰宅後に服や肌をちゃんとチェックするだけで、感染リスクをぐっと減らせるし、家族でお互いに見てあげるのも安心につながるよね。
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